天災(災害)は、忘れたころにやってきます・・・
天災は、忘れたころにやってくる・・・
天災(災害)は、その恐ろしさが忘れさられたころに再び起こるものであるから、用心を怠らないこと、油断は禁物であるという戒めの言葉で、物理学者であった寺田寅彦氏の発言と言われています。
災害には、地震や風水害などの自然災害や、人為的な原因などによって、人の生命や財産、社会生活に大きな被害が生じる現象があります。災害での被害を最小限に抑えるためには、例え数十年間、災害が起こっていなくても、日常的に災害へ備えることが重要です。
災害の被害を最小限に抑える為には、自助・共助・公助それぞれが、災害対応力を高め、連携することが大切であるといわれています。もし、大きな災害が発生すると、役場などからの支援には時間がかかる場合があります。そのため、被害をできるだけ少なくするために、自分を守る「自助」と地域や身近にいる人同士が助け合う「共助」がとても重要となってきます。平常時から、避難経路や危険箇所を知っておくとスムーズに避難行動に移すことができます。また、近隣の方と積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
下小目自主防災組織関連のぺーじです
地域で、皆で協力して取り組む「共助」
共助とは、災害時に、まず自分自身や家族の安全を確保した後に、近所や地域の方々と助け合うということです。また、災害時に円滑に助け合いができるように、日常から地域での助け合いについて備えることです。
1995年の阪神・淡路大震災では、一番多くの人命を救助したのは地域の住民による共助でした。地域の被害を減らすため、地域一丸となって取り組みましょう。
【主な共助の取組】
行政、公的機関が取り組む「公助」
公助とは、市役所、消防、警察、自衛隊などによる公的な支援のことです。三田市では、市地域防災計画に基づき、事前対策として、食料や飲料水などの生活物資の備蓄や資機材の整備、民間事業者や他の市町村との応援協定などを実施しています。また、災害時には、人命救助や復旧・復興を担っていきます。
自主防災の一番の目的は、個人や地域社会が自身の安全を確保し、災害に備えることです。具体的な目的として以下の点が挙げられます:
自ら取り組む「自助」
自助とは、自分自身や家族の命と財産を守るために、自分で家族で防災に取り組むことです。自分(家族)の身は自分(家族)で守る、との考えのもと、日常的な災害に対する備えや、災害時の対応を行っていくことです。
【主な自助の取組】
2 災害被害の軽減: 自主防災は、災害の発生を予測し、その被害を最小限に抑えるための対策を講じることを目的とします。これには地震や洪水などの災害に対する適切な対応が含まれます。